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記事一覧

ギリシャ歌謡の皇帝ヨルゴス・ダラーラス おすすめの10枚【10】

YI' AVTO IPARHOUNE I FILI(2009)新旧多数の作曲家・作詞家による15曲を収めた09年発売のアルバム。前政権が隠していた巨額な財政赤字が明るみに出て「ギリシャ危機」で世界中が大騒ぎしていた時期だったので強く印象に残っています。なによりも、この地味なデザインと薄っぺらくてシンプルなパッケージ! ついこの間まではジャンジャン出ていたデラックス・エディションが、このアルバムあたりを境にパタッと発売されなくなり...

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ギリシャ歌謡の皇帝ヨルゴス・ダラーラス おすすめの10枚【9】

TRIBUTE TO MARKOS VAMVAKARIS(2003)売れることを度外視して75年に出した『50 HRONIA REBETIKO TRAGOUDI(レンベーティカ・ソングの50年)』が思わぬヒットとなり、以来、ダラーラスにとってレンベーティカはライフワークになりました。本作は、02年9月、〝ピレウス派〟を代表する無頼派シンガーソングライター、マルコス・ヴァンヴァカリス(Markos Vamvakaris)(1905〜72)の没後30年に、彼の生まれ故郷であるエーゲ海に浮か...

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ギリシャ歌謡の皇帝ヨルゴス・ダラーラス おすすめの10枚【8】

I ASFALTOS POU TREHI(2001)新旧さまざまなタイプの作曲家・作詞家、シンガーソングライターから提供された28曲をぜいたくに詰め込んだ、ダラーラスのギリシャ・ポップスの集大成ともいえる2枚組CD。海外では『The Running Roads』のタイトルでディスク1収録曲を中心に全16曲入りのCD1枚で発売されました。最大の話題は、冒頭のスティングの曲「Trelos Gia Sena(Mad About You)」でスティング本人とデュエットしていることでし...

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ギリシャ歌謡の皇帝ヨルゴス・ダラーラス おすすめの10枚【7】

THESSALONIKI - YIANNENA ME DIO PAPOUTSIA PANINA(1997)旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)出身のロック・ミュージシャンで、現在は作曲家として活動する鬼才ゴラン・ブレゴヴィッチ(Goran Bregovic)とタッグを組んでバルカン音楽に挑んだ97年発売の異色作。ブレゴヴィッチは、ルーマニアの超高速ジプシー・ブラス軍団ファンファーレ・チョカリーア(Fanfare Ciocarlia)と同じく、ロマ(ジプシー)音楽やバルカ...

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ギリシャ歌謡の皇帝ヨルゴス・ダラーラス おすすめの10枚【6】

LATIN(1987)「ダラーラスってホントにラテン音楽が好きなんだなあ」と実感できる87年発表の2 in1。プロデュース、選曲、アレンジはダラーラス本人です。スペシャル・ゲストとしてジャズ・フュージョン界の速弾きギタリスト、アル・ディメオラが3曲で参加しています。前半の12曲はメキシコ、ペルー、パラグアイ、キューバなど、ラテン・アメリカ諸国のボレーロ、ホローポ、ソン・ハローチョ、グァヒーラほか、スペインのフラメン...

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プロフィール

tpokjazz

Author:tpokjazz
50歳から走り始め、月平均走行距離200〜300kmの早朝型フォアフット・ランナー。フル・ベスト3時間33分09秒。最近はウルトラ・マラソンにはまっています。介護施設の管理者のかたわら、音楽ライターとして『ミュージック・マガジン』と『レコード・コレクターズ』でワールド・ミュージックを中心に執筆。郷土史家みたいなこともやっています。